赤ちゃん連れで神戸⇄那覇乗ってみた|行きは通常シート・帰りはフォワードシート

おでかけ

スカイマーク機内最前列の「フォワードシート」。元々は体の大きな夫の足元を楽にする目的で予約した席でした。

ところが実際に乗ってみると、その広さと荷物の優先受け取りが、想像以上に子連れ旅の負担を軽やかにしてくれたのです。

0歳11ヶ月と7歳を連れて神戸⇄那覇を往復し、行きは「通常シート」、帰りは「フォワードシート」に搭乗した体験をもとに、座席ごとのリアルな違いや機内での過ごし方をレポートします。

さらに、子連れ飛行機で気になる「神戸・那覇の両空港におけるベビーカー事情」についても詳しくまとめました。

この記事を読めば、フォワードシートの活用法はもちろん、空港や機内で慌てやすいポイントが事前に分かり、子連れフライトをスムーズに乗り切るイメージが掴めるはずです。

神戸⇄那覇の基本情報|フライト時間や就航会社まとめ

フライト時間は片道約2時間程、就航会社はANA・スカイマーク・ソラシドエアの3社で、私たちは行き帰りともにスカイマークを選びました。

スカイマークの早朝便を利用しましたが、夏休みの時期ということもあり、子連れのご家族をたくさん見かけました。抱っこ紐で0歳児くらいのお子さんを連れている方も何人かいらっしゃいます。

機内は子どもの元気な声や賑やかな雰囲気に包まれていて、かえって赤ちゃんの泣き声なども目立ちにくく、親としては気持ちがとても楽でした。

神戸空港の外観
神戸空港
神戸空港に並んでいる貸し出しベビーカー
神戸空港 ベビーカー

往路は通常シート!子連れ飛行機で知っておきたい搭乗のリアル

往路は通常シートを利用しました。事前に子連れ向けの優先搭乗案内があると知っていたものの、当日は直前にミルクが漏れてしまうアクシデントが発生!結局バタバタと通常搭乗のタイミングで乗り込むことになりました。優先搭乗のサービスをあてにしすぎず、ハプニングを見越して時間にはかなり余裕を持って動いておくのが安心です。

また、往路は機内持ち込み荷物が少なめだったこともあり、抱っこ紐は着用せずにそのまま機内へ入りました。着席してから機内の狭いスペースで抱っこ紐を外そうとすると、それだけで一苦労になってしまうからです。荷物の状況にもよりますが、あらかじめ外して乗り込んだおかげで、着席後の動作がとてもスムーズでした。

機内での過ごしやすさを左右する足元の整理もポイントです。子ども用のリュックには機内で必要になるおムツ・おもちゃ・ドリンク・お菓子をまとめて入れ、座席下に収納。さらに、耳抜き用のドリンクやジュレゼリーは、離陸後すぐにサッと取り出せるよう座席前のシートポケットへあらかじめ準備しておきました。

スカイマーク機内の座席テーブルに置かれた紙コップ
スカイマーク 機内様子

子連れの耳抜き対策とぐずり対策|往路の実際

搭乗直後はご機嫌だった下の子ですが、離陸が近づくにつれて徐々にぐずり始めてしまいました。朝4時起きというスケジュールと、離陸に向けた気圧の変化が重なったせいかもしれません。

そこで、離陸態勢に入ったタイミングで準備していた飲料ゼリーを投入!飲み始めてしばらくすると安定飛行に入る頃にはうとうとし始め、なんと約1時間半ほどぐっすり寝てくれました。ずっと抱っこしたままの体勢で腰が砕けそうにはなりましたが、寝てくれたおかげで本当に助かりました。

耳抜き対策に飲料ゼリーを選んだのは大正解!ストローマグのように気圧の変化で液体が吹きこぼれる心配がなく、機内でもサッと取り出して飲ませられるのが魅力です。ちなみに、生後6ヶ月からギュッと吸って飲めるパウチタイプのスムージーもあるので、離乳食初期・中期の赤ちゃん連れにもぴったりです!

赤ちゃんの耳抜き対策に使った飲料ゼリー

実は今回、ぐずり対策としておもちゃも色々持ち込んでいたのですが……結局ほとんど出番はありませんでした(笑)。下の子が一番夢中になって遊んでいたのは、まさかの飲み終わった飲料ゼリーの空き容器!さらに復路では、CAさんにもらった中身の入っていない紙コップを渡したところ、それが気に入ったようでずっと嬉しそうにいじっていました。子どもって、意外と身近なもので満足してくれる。

一方、7歳の上の子はCAさんが配ってくれた塗り絵に没頭して時間を潰してくれました。周りの様子を見てみると、あらかじめ動画をダウンロードしておいたタブレットや、ポータブルゲーム機で過ごしているお子さんが多い印象でした。

那覇空港到着後のベビーカー事情(往路)

飛行機が到着すると周りの乗客が一斉に降りようと慌ただしくなるため、我が家は焦らずほぼ最後に降りることにしました。

結果的にこれが大正解!那覇空港では到着ゲート(飛行機を出てすぐの通路周辺)に貸出用のベビーカーが置かれており、スムーズに確保することができました。

那覇空港は手荷物受け取り場所までの距離がかなり長く、歩くだけでも一苦労です。抱っこ紐のままだと親の体力が削られてしまうので、見つけたら迷わず借りるのが絶対におすすめ!

ただし、置いてある台数には限りがあるので、飛行機を最後に降りる場合は「残っていたらラッキー」くらいの気持ちで探してみるといいかもしれません。おすすめです。

【復路】フォワードシートって何?子連れ旅で実感したメリットと注意点

帰りの便で座ったのは「フォワードシート」という、スカイマーク機内最前列の特別席でした。実は最初から子連れのために予約したわけではなく、体の大きな夫に少しでもスペースをと予約したのがきっかけです(神戸〜那覇間は1席追加2,000円)。

💡 スカイマーク「フォワードシート」とは? 機内最前列(1列目)に指定された特別席のこと。追加料金で指定でき、以下のような特典がついています。

  • 足元が通常席より19cm〜38cm広い
  • 優先搭乗ができる
  • 受託手荷物を優先的に受け取れる(優先返却)
  • 無料のお菓子がもらえる

予約したのは4月中旬(旅行は7月末の週末)でしたが、人気の夏シーズンということもあり往路はすでに満席!たまたま空きのあった復路のみ無事に確保できました。

実際に座ってみると、足元は足をしっかり伸ばせる広さ!ただ、最前列ゆえの注意点として「テーブルが肘掛け(アームレスト)に内蔵されているため肘掛けが上がらない」「足元に荷物が置けない」という特徴があります。

荷物はすべて上の棚へ収納し、全員の搭乗が終わるのを待ちました。足元の収納が使えない分、前のシートポケットを活用したのですが、「オムツもポケットに入れておけばよかった…!」と後から反省。ちなみに、もうすぐ1歳の下の子はお座りができるため自分の座席に座らせ、私は広めの足元スペースに腰を下ろすこともできました。

少し注意点は必要なものの、乗ってみると「まさに子連れのための神シート!」と感動するレベル。

足元の広さはもちろんですが、子連れ旅に一番効いたのが「荷物の優先受け取り」でした。復路は夜遅い到着となり、7歳の上の子も疲れ果ててすっかりぐずりモード……。そんな中、預けた荷物が一番最初に出てきてくれたおかげで、待ち時間ゼロでスムーズに帰宅できたのが本当に助かりました。

次にスカイマークを利用する機会があれば、私は迷わずまたフォワードシートを選ぶと思います!

スカイマークのフォワードシートから見える窓の景色
スカイマーク フォワードシート

復路:機内でのおむつ交換、正直大変でした

もちろん、良いことばかりではありません。復路では機内でのオムツ交換が必要になり、機内のトイレで対応することになりました。

スカイマークのCAさんはとても親切で、搭乗後に個別にシートベルトの説明をしてくださる際、「機内のオムツ交換台もご利用いただけますよ」と事前に声をかけてくださいました。さらに実際トイレに向かうと、わざわざ交換台をセットし、オムツ用のゴミ袋までセッティングして待っていてくださる神対応!この細やかなお心遣いには本当に感謝しかありません。

ただ、スタッフの方のサポートは完璧だったものの、「機内でのオムツ交換自体」は正直かなりハードでした……。

機内トイレのオムツ交換台には固定ベルトがなく、台自体もやや硬め。スペースも限られているため、飛行機が揺れる中で動く赤ちゃんを押さえながらの交換は、想像以上にヒヤヒヤ&大変な作業でした。

「フライト前(搭乗前)に空港の授乳室でしっかり済ませておくこと」の重要性を、身をもって痛感した出来事です。

結局、帰りの機内では30分くらい寝てくれました。

【復路】那覇空港のベビーカー事情と保安検査前後の注意点

復路の那覇空港はとにかく広く、手続きから搭乗までの立ち回りがポイントでした。

まず注意したいのがベビーカーの確保です。保安検査を抜けた後は貸出用ベビーカーが本当に見つかりませんでした!搭乗口まではかなり距離があるため、必要な方はチェックインカウンターで最初に借りておくのが確実です。我が家は抱っこ紐で歩き回り、かなり探してようやく見つけられました……。

また、お土産エリアから授乳室までも距離があります。ミルクのタイミングを見極め、授乳室の近くにいるタイミングでお湯を調達しておくのがおすすめです。

今回は出発の1時間半前に保安検査を通りました。制限エリア内の授乳室は広くて綺麗で、おむつ交換台も複数台を完備。調乳用のお湯も無事に調達できました。ちなみに、授乳室で作ったミルク(飲み残し)をそのままカバンに入れて保安検査を受けましたが、特に指摘されることもなく通過できました。

お土産屋さんは通路が狭く、ベビーカーごと入るのは一苦労。それでもベビーカーで並んでいるご家族を何組も見かけましたが、我が家は夫婦で交代しながら買い物をしてスムーズに済ませました。

搭乗開始は出発の20分前からで、優先搭乗の案内もあり、落ち着いて機内へ向かうことができました。

那覇空港のお土産店周辺の様子

神戸空港到着後の子連れ動線

飛行機を降りてから到着出口に向かう通路は一方通行の制限エリアになっており、出発客用のショップや搭乗ゲート付近の店舗には入れないつくりでした。また、到着後に借りられるレンタルベビーカーはありませんでした。

ただ、降機してすぐ目の前にエレベーターがあり、コンパクトな空港ゆえに荷物受け取りフロアまではあっという間に移動できました。

ここで痛感したのが、「飛行機を降りる瞬間まで抱っこ紐を装着しておくべきだった…!」ということです。まだ歩けない1歳手前の子どもを抱っこしながら、手荷物も持って移動したため、途中で腕がもげそうになりました(笑)。荷物が多い&ベビーカーがない状態なら、機内を出る段階から抱っこ紐をしっかり準備しておくのが絶対におすすめです!

今回はフォワードシートの特典で荷物がすぐに出てきたため、受取後はスムーズに移動できました。

制限区域を出たところにも授乳室(個室タイプ・1人用)があります。神戸空港はコンパクトで移動自体はとてもラクですが、授乳室は制限区域内に2箇所、到着ロビーと出発ロビーにそれぞれ1箇所という構成なので、タイミングを見て利用すると安心です。

神戸空港の授乳室・キッズスペースについては、以前の記事で詳しくレポートしています。

神戸空港の授乳室内部(記事1より)
神戸空港の授乳室
神戸空港のキッズスペース(記事1より)
神戸空港のキッズスペース

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【まとめ】通常シートvsフォワードシート!子連れフライトの結論と空港ベビーカー事情

元々は体の大きな夫のために予約した最前列シートでしたが、実際に乗ってみると子連れ旅の負担をグッと軽くしてくれる救世主になりました。

  • 神戸⇄那覇のフライトは約2時間
  • 往路(通常シート): 機内に入る前に抱っこ紐を外す、耳抜き用ゼリーを準備するなど、事前準備でかなり快適に
  • 復路(フォワードシート): 足元の広さと「荷物の優先受け取り」が最高!ただし機内トイレでのおむつ交換は事前準備が必須
  • 那覇空港: 復路のベビーカーはチェックインカウンターで借りるのが安心
  • 神戸空港: 到着後のベビーカー貸出はないため、荷物が多い場合は抱っこ紐のまま移動するのがスムーズ

フォワードシートは万能ではありませんが、事前にメリットや注意点を知っておくだけで、当日の動きやすさや安心感が大きく変わります。

空港や機内でのちょっとした工夫や事前のシミュレーションで、子連れフライトのハードルはぐっと下がります。これから神戸⇄那覇を子連れで利用する方の旅が、少しでも快適で楽しいものになれば嬉しいです!


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