「無痛分娩なのに、叫んだ。」
13:00に麻酔を入れて、痛みレベルは5。1人目のMAX10と比べたら余裕もあって、「無痛分娩にして正解だった」と思っていました。
なのに最終的には、娘の前で絶叫。吸引分娩、多量出血。
「え、無痛分娩って、痛くないんじゃないの?」
この記事では、麻酔から出産までの後半戦を時系列でリアルに公開します。「無痛分娩を考えている」「思ってたのと違う出産になるかも?」と感じている方に、こういうこともあるんだと、少しでも参考になれば嬉しいです。
⚠️ この記事は個人の体験記です。医療機関によって対応は異なりますので、詳細はかかりつけ医にご相談ください。
後半タイムライン|リアルな記録
🕐 13:00 硬膜外麻酔
いよいよ麻酔の処置。背中に針を刺して、カテーテルを入れます。
「背中への針、こわ……」と思ってたんだけど、実際は針の痛みよりも、丸まってキープしてる姿勢の方がしんどかった。陣痛が来るたびに「動いちゃダメ」って耐えるのが、地味にきつい。
処置が終わると、下半身がじんわりあったかくなってくる感覚。
「あ、効いてる。」
ここで初めて、「無痛分娩にして正解だった」と思えた瞬間でした。
🕐 14:30 人工破水
バルーンを取り除いて、人工破水。
このタイミングではまだ余裕があって、娘とも話せてた。痛みの質が少しずつ変わってきてる感じはあったけど、「まだいける」という状態。
「このまま順調に行くかな〜」
そう思っていた。
🕐 15:00 痛みレベル5|麻酔が効いている時間
痛み止めがスタートして、麻酔が本格的に効いてくる。
1人目の出産の痛みがMAX10だったから、「5なら全然いける!」という気持ち。娘と普通に話せるくらいの余裕もあって、「無痛分娩、最高じゃん」と思ってた。
前回あれだけ苦しんだのに。同じ私とは思えないくらい、楽だった。
この時間が、今回の出産で一番穏やかだったかもしれない。
🕐 18:30 子宮口8cm|ベビさんが降りてこない
8cmなら、あとはすぐかな!」
……降りてこなかった。
まだ痛みは我慢できる。でも進まない。時計だけが進んでいく。
「どうして?」と思いながら、気づいたら19時を過ぎていました。
⚠️ 20:00 病院のタイムリミット問題
ここで、この産院のルールが現実として迫ってきます。
この産院、24時間無痛対応じゃないんです。20時が痛み止め&促進剤のリミット。選ぶときにわかってた話だし、納得した上での選択だったんだけど——それが「現実」として近づいてくると、やっぱり怖かった。
「20時すぎたら、どうなるんだろう」
そのとき、医師と助産師さんが状況を見て、「このまま継続しましょう」と判断してくださいました。
この一言に、どれだけ救われたか
🕐 21:00 分娩室へ|持続麻酔が切れる
分娩室に入ったあたりから、状況が変わりはじめました。
持続麻酔が切れてきて、追加もできる限界に。じわじわじゃなくて、一気に痛みがやってくる感じ。「1人目より痛い」って思った瞬間、理性が追いつかなくなった。
娘が立会いで部屋にいたのに。
娘の前で、叫んでしまいました。
こんな姿を見せるつもりじゃなかった。でも、止められなかった。
🕐 22:10 出産|吸引分娩+多量出血
最終的に、吸引分娩になりました。そのまま多量出血。
「無痛分娩のはずだったのに」と思いながら、分娩室でしばらく動けなかった。脱水のような感覚で、産後ハイもあって、その夜は朝まで眠れなかった。
後日、娘が話してくれました。「赤ちゃんが生まれてきたとき、嬉しくて泣いちゃった」と話してくれました。その言葉を聞いたとき、どんな形の出産でも、全部意味があったんだと思えました。
無痛分娩は「必ず無痛」じゃない、という話
同じ日に、同じ病院で、同じ「無痛分娩」をした人の話を後で聞いて、驚きました。
「痛み止めがほとんど効かなかった」という人も、「ほんとに無痛で産めた、最高だった」という人も、両方いた。
同じ”無痛分娩”でも、本当に人それぞれ。
産院のタイプ、体の状態、赤ちゃんの位置、時間帯——いろんな条件が重なって、当日は何が起こるかわからない。
理想通りではない出産になったけれど、そのときできる最大限を尽くしてくれた医師・助産師さんには、心から感謝しています。
「無痛でも、痛いことがある」
「予想外の展開が待ってることがある」
無痛分娩で起こりうること(私の体験から)
| 状況 | 詳細 |
|---|---|
| 麻酔の効き方に個人差がある | 効きやすい人・効きにくい人がいる |
| 時間経過で麻酔が切れることがある | 追加投与にも限界がある場合も |
| 病院のタイムリミットがある場合 | 24時間対応でない産院は要確認 |
| 吸引分娩になる可能性 | ベビさんが降りてこない場合など |
無痛分娩を考えている方へ
- 無痛でも効かないことがある、と心得ておく
- 出産当日、予想外の展開がある可能性を想定する
- 産院の「タイムリミット」を事前に確認する
- 医師・助産師さんを信頼する(本当に助けてくれます)
理想通りではない出産になったけれど、そのときどきで最善を尽くしてくださった医師・助産師さんには心から感謝しています。
「こういうこともあるんだ」と、少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。
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