我が家は6歳半差姉妹。約7年の月日は、流行りも親の好みも変わるもの。3〜4年前に「可愛い!」と思って買った服が、なんとなくダサく見えてくる、なんてことも。今日はリアルなお下がり事情、全部話します。
『いつか』のために、きっちり取っておいたあの日
1人目を産んだとき、「いつか2人目も」と願いを込めて、お下がりは大切に保管していました。
思い入れのある一着、奮発したブランド服、お祝いでいただいた可愛いセットアップ……。コンテナボックスに丁寧に詰め、季節ごとに仕分けして。これ可愛いしまだ着れる、次の子にもという強い意志でクローゼットの特等席を確保していました。
でも、断捨離を始めて気づいてしまったんです。
衝撃の「靴底ポロリ」。保管していたはずが……
断捨離に目覚め、まずは玄関から!と靴箱を整理していたときのこと。奥の方から、上の子が1歳頃に履いていたサンダルを久しぶりに取り出しました。見た目はまだ履ける。「次の子が生まれたら履かせよう」と大切に取っておいたものです。ところが、手に取ったその瞬間……。
靴底を触ったら、ポロッ。
経年劣化です。ゴム素材は、たとえ使っていなくても、時間とともに確実に劣化していく。「大切に保管していた」つもりが、実はただ「履けない状態になるまで放置していただけ」だったんだ、と突きつけられた気分でした。
慌てて他の靴もすべて確認しましたが、表面がベタついたものが続出。残していた靴のほとんどを手放すことに。奇跡的に状態が良かった数足だけ急いでメルカリへ出品しましたが、利益は数百円程度。あの「ポロッ」の衝撃は忘れられません。
服も見直したら、気づいた「手放せない理由」
靴の断捨離のついでに、服も棚卸しすることにしました。
そこで気づいたのが、「もらったものは手放せるのに、自分で買ったものが手放せない」という自分のクセ。
お下がりでもらった服は「ご縁のお裾分け」という感覚があるので、次の人に渡すのも自然にできる。でも自分で選んで買った服は、値段も記憶も、選んだときのときめきも全部残ってて。「捨てる」じゃなく「誰かに使ってほしい」という気持ちになる。だからメルカリ出品を決意しました。
いざ検品してみると、現実は厳しかった。「あれ、こんなところにシミあったっけ?」「よく見ると全体的に色あせてる……」「お気に入りでよく着せてたから、生地が毛玉だらけだ」。自分では「まだ着れる」と思っていたのに、他人に譲る基準でしっかり見ると、状態が悪いものがちらほら。出品できたのは集めた服の半分くらい。売却価格も、利益というよりは「送料+α」程度のお譲り価格でした。
痛感したのは、「寝かせすぎると服の価値も状態も下がるだけ」ということ。
「シーズン前」の見直しが、一番冷静になれる

この失敗を経て、わが家では「シーズン前に必ず見直す」。
正直、シーズン終わりって判断が甘くなりがち。その時期にたくさん着せた「思い出」が強すぎて、多少のダメージがあっても「来年も着られるかも……」と、つい未練が出てしまっている。
なので、わが家では2回見直していますにしています。
【シーズン終わり】
「来年も着られるサイズか」「傷みすぎていないか」を確認し、明らかに寿命なものは感謝して手放す。
【シーズン前(ここが本番!)】
「今季、本当にこれ着せる?」「今の自分の好みと合ってる?」「今の子供のサイズに合ってる?」と自分に厳しく問いかける。
ここで一瞬でも「……たぶん着ないな」と思ったら、その場ですぐに動かす!メルカリに出すか、欲しいと言ってくれる人にすぐ譲る。
「いつか」ではなく「今」を基準に動かすことで、お下がりボックスが「ただの不用品入れ」にならず、クローゼットの鮮度が保たれるようになりました。
4歳差でも「ダサい」と感じることがある

歳の差4歳の兄弟を育てている友人に聞いたら、こんな一言が返ってきました。
「4歳差でも、上の子の時の服をダサいと思うことあるよ。ついつい新しいのを買ってしまう」
4歳離れていれば十分着られると思っていたけど、トレンドって変わるし、親自身の好みも変わる。「3歳以内に着せられなかったら手放す」くらいの感覚でいいのかもしれない、と思いました。
さらにわが家は姉妹。「同性=お下がりOK」とも限らない。好みの壁(上の子はフリフリ、下の子はシンプル)、季節の壁(生まれ月が違えばサイズと季節が噛み合わない)、体格の壁(成長スピードも違う)。「いつか着せるかも」と取っておいても、いざその時期が来たらサイズアウト……なんてこともある。
わが家が行き着いた、お下がり3つのルール
こうした経験を経て、今の私は「お下がりは3年が限界」と割り切っています。
① 靴のお下がりはゼロにする
劣化のリスクと子どもの足への影響を考え、靴だけは「今」のその子に合う新品を用意すると決めました。あのポロリ事件以来、靴のお下がりは一切やめました。
② 「シーズン前チェック」で今季着なそうなら即手放す
迷ったら取っておいていい。でも、出してきて着られなかった服は何らかの形で手放す。着ない=サイズアウト+出番なし、ということだから。
③ お下がりは「このスペースだけ」と決める
収納場所を決めないと、お下がりは無限に増殖します。スペースが埋まったら、古いものか状態の悪いものを出す。それだけ。物を大切にすることと、物に生活スペースを奪われることは別物です。
お下がりは、うまく活用できれば節約にもなるし、思い出もつながる。でも「取っておく」こと自体にも、場所・管理の手間というコストがかかっています。
今まさに衣替えの時期、ぜひ一度お下がりボックスを開けてみてください。靴底、大丈夫ですか?
